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田村の今がわかるスタイリッシュ&エネルギッシュBLOG

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従業員が好き勝手にやると、会社はどうなるか?

第16回 平成29年(2017年)1月5日(木)【小寒】

 昨日のブログでは、もし私が会社経営者になったら、優柔不断の性格から従業員の言いなりになって会社を潰してしまいそう、というようなことを書きました。

 

 従業員が好き勝手なことをしだしたら、当然会社は潰れてしまいます。

 

 と、思いきや、昨年10月6日付の朝日新聞夕刊に驚くべき記事が載っていました。

 

 大阪にある、飲食店や小売店向けに天然エビの加工・販売をしているパプアニューギニア海産という会社は、パート従業員を対象に「フリースケジュール」制度を導入しているというのです。

 

 これは、なんと、事前連絡なしに好きな日に働き、出勤・退社の時間も好きでいい、というものなんです。

 

 さらに驚くことに、月1回、好きな作業と嫌いな作業を各従業員にアンケートを取り、それに基づいて仕事の分担をさせている、というんです。

 

 この会社はもともと宮城県にあったのですが、東日本大震災で工場が被災し、大阪に移転したそうなんです。

 

 社長さんは「当たり前の日常生活が突然なくなり、その尊さを思い知った。自分だけでなく従業員の生活も大切にできる職場にしたいと思った」ということで、この制度の導入したそうなんです。

 

 常識的には、従業員の勝手で出勤スケジュールを決めたら、仕事が全く回らなくなるはずです。

 

 でも、この会社はこの制度を導入したら、従業員の自主性が高まり、パート従業員の就業時間は減ったのに売上高は変わっていないので、就業時間あたりの売上高がアップ。

 

 従業員の定着率も高まって、採用にかかる経費も削減されたそうなんです。

 

 もちろん、この会社の業態だからできることかもしれません。いつお客さんが来るかわからないような小売店では、このような就業形態は厳しいものがあるでしょう。

 

 社長さんも「すべての会社が同じような制度を導入できるとは思っていない。経営者にとってもいい働き方を、それぞれの会社が試行錯誤で見つけてほしい」と話しています。

 

 多分、会社経営に絶対的な正解はないんだと思います。だからこそ、社長さんがおっしゃるとおり、試行錯誤しながら、よりよい改善策を見出していく。これは会社経営に限らず大事なことだな、と思いました。